私たちが日々、断熱や温熱環境などとお伝えしているのは、こんな背景となります。
断熱基準は時代とともにレベルアップしていますが、平成11年に発表された「次世代省エネルギー基準]と呼ばれるものが最新です。既に10数年以上が経過し、現在では十分とは言えない基準です。
吉川ホームでは省エネ基準義務化となっても良いように、基準を超える性能を標準仕様としております。
注文住宅は一棟ごとに規模や形状が異なります。また窓の配置や大きさなども異なることから断熱性能を一様に語ることはできません。
そのため、吉川ホームでは一棟一棟断熱計算を実施しています。
断熱は、建物全体の断熱性能の指標として「UA値」が、また断熱性能も含んだ保温性能の指標として「Q値」があり、実際にその建物がどの程度の断熱性能を持っているかを知るには、こうした指標を見ることが確実です。いかに地域ごとの基準値(上限値)を示します。
※UA値は平成28年省エネルギー基準、Q値は平成11年省エネルギー基準による。
新潟市内はオレンジ色の地域に該当し、5地域。
ここで話題は変わり、ブログタイトルの「プロヴァンスにサクラ咲く」に戻りましてこちらの画像。
「プロヴァンスの風」のご主人が送って下さったもので、このお宅の玄関のお花です。
2年前にお引渡し。この冬で2シーズン目。
暖房も冷房の使い方が賢くていらっしゃり、快適室温で省エネに暮らされています。
玄関先も暖かいため、サクラが満開になったとのこと。
暖かさと快適の根拠はやはり温熱計算です。↓「プロヴァンスの風」T様宅 計算結果。
また夏場の涼しさの快適の根拠としてあらわされる数値が、ηAc。
冷暖房の負荷を考えた場合、
温暖な地域では、冬期の断熱以外にも、夏期の日射をいかに防ぐかが大きなポイントとなってきます。
それを示す数値が「冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)」です。
省エネ等級4(平成28年省エネルギー基準)の冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)の基準値は5地域(新潟市)では3以下。
これも大きくクリアしております。
数値の根拠が快適の証です。
温熱環境も耐震性能も数値で確かなものをお勧めしたいと思っております。
minamizawa
YOSHIKAWA STYLEが大切にしていることや、パッシブデザインの家づくりがわかるパンフレットです。
また家づくりを始めたばかりの方、家づくりのアイデアが欲しい方、YOSHIKAWA STYLEの家づくりに興味をお持ちの方は、ぜひ資料をご請求ください。