住宅の省エネ基準

2019年11月26日

本日、火曜ミーティング。(毎週火曜日に社員全員が集まる朝の情報共有の場)。何となく円形になって全員集まり、立った状態で行うスタイルです。そこで先週、建築部のスタッフが参加してきた勉強会での報告がありました。内容はというと、「小規模住宅・建築物の省エネ性能に係る説明義務制度」が2021年4月からスタートするというもの。

それは何?とピンとこないですかね。簡単に言いますと。
「パリ協定」を踏まえて温室効果ガス削減目標というのが日本でも約束にあり、いろいろな産業において削減目標を達成しなければならないのですが、『住宅・建築分野』においては、「省エネ性能の高い家を作り、家庭におけるエネルギー消費量を削減すること」で削減目標に寄与しようというものです。その流れで、今までなかった説明義務が制度化されるのですね。建築士が建築主に建築する建物が省エネ基準に適合しているのか否かを。

つまり、再来年の4月からは、建築士がお施主様に「これから建てるあなたの家は今の省エネ基準に適合していますよ。」もしくは「不適合ですよ。」の説明をするのがマストになります。それにしても、「不適合」なんて言われたら「適合する建物を作ってください!」と言いたくなるのは目に見えています。適否の判断は、家の外皮計算をし、数字で示されるので数値計算を行わなければなりません。IMG_2468

吉川ホームでは、住宅の省エネ基準について常に意識して標準仕様を設定(長期優良住宅仕様)していますので、数値基準がクリアしているのはもとより、一棟一棟計算し数値確認を行っており、不適合住宅にあたる家はありません。

先日、SE構法施工店の勉強会で全国の工務店の実物件で断熱性能の比較と分布の分析発表がありました。ここで、弊社は外皮総合性能ランキングで第1位でした。普段自分たちが行っている家づくりの仕様や性能が全国の他社様と比較してどうであるか、はなかなか認識できる機会がないものですが、こうして教えていただくととても自信につながるものですね。

時代の流れに遅れを取ることなく、快適な住まいづくりに向き合って、より多くのご家族の快適と家計の省エネにつなげられるよう、社内ミーティングで自分たちの立ち位置を再確認した朝でした。

IMG_2469

minamizawa

 

 

資料請求

パンフレットを無料でお届けいたします。

YOSHIKAWA STYLEが大切にしていることや、パッシブデザインの家づくりがわかるパンフレットです。
また家づくりを始めたばかりの方、家づくりのアイデアが欲しい方、YOSHIKAWA STYLEの家づくりに興味をお持ちの方は、ぜひ資料をご請求ください。

資料を請求する

お電話でのお問い合わせ

025-231-3438

受付時間:9時~18時
(定休日:日曜日・祝日・第二土曜日・最終週の月曜日)