初めてのほら貝

2019年03月10日

年始に初詣でに行ったり、お盆にお墓参りに行ったり、一年の中で「神様」や「仏様」の空気感に触れる節がありますが、「家づくり」の仕事に携わっておりますと、お施主様の地鎮祭に同席させていただくことが多々あります。
先日、伺わせていただいた地鎮祭で、人生初めての「ほら貝」の音(ね)を聞くことができました。
「ほら貝」の音が登場するタイミングとしては、一般的な地鎮祭で神主さまが儀式の前半と後半に1回ずつ「お~」と長くお声を発せられるのがあるのですが、それと同じタイミングです。神主さまの「お~」の声、寒い季節も暑い季節も同じ音程で途切れることなく、さすがお上手に凄いな、といつも感心するのですが、それが「ほら貝」。しかも低音から高音まで音色をつけて吹くなんて、管楽器を操るのより難しそう…。また音がとても大きく、あたりを驚かすほどの迫力です。映画やテレビで見るそれをまさしく同じ音!驚きました、そしてちょっと感動。あらためて、地鎮祭の「お」の音を出すことの意味が気になりだして調べたところ、インターネット上に丁寧な解説がありました。(01
遷御に関わる開閉扉、身近な例としては地鎮祭などに行われる降神や昇神などに際し、神職が発する「オー」という声を「警蹕(けいひつ)」といいます。 警蹕の「警」には警戒するという意味があり、「蹕」には行く人を止めるという意味があります。 つまり警蹕とは、天皇のお出ましや貴人の通行の際、人々が不敬の行為をしないようにと先払いが声をかけて注意をし、警戒するというのが本来の意味です。 このことが神事においても取り上げられ、警蹕の間は神職も参列者も頭を下げて敬礼するようになりました。 警蹕の発声は、一般的に「オ」または「ヲ」の音を、長くのばすものとされています。

なるほど。勉強になりました。  (櫛原天満宮公式ウェブサイトより拝借)
そして、神聖な空気に触れ、ありがたい気持ちになりました。

 

minamizawa

 

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